朝鮮学校ダイアローグ
「朝鮮学校ダイアローグ」は、旧岡山朝鮮初中級学校(岡山市藤田)の校舎を舞台に、在日コリアンの若者、県内外のアーティスト、研究者がダイアローグ=対話を通じて「もうひとつのジモトの記憶と風景」を見出すアートプロジェクトです。3回目となる今回(2012.11.3-11)は、在日コリアンや学校にまつわる記憶やイメージを素材とした表現を校内各所で行うことで、朝鮮学校という場をみせる試みです。 #1 2010.7.18-19 #2 2011.8.27−9.4 #3 2012.11.3-11
2011年8月28日
ガリガリ君
2011年8月27日
宵山
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月26日
宵々山
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月25日
忙しくなって参りました…
・清水さん、真部さん、搬入+制作。
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月23日
雨上がり
朝鮮学校ダイアローグ
るんみさんWS
朝鮮学校の最後の卒業生でもある、るんみさんの映像WS。
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月20日
鋭意、制作中。
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月17日
岡田さん制作開始、そしてジュンナンさん
2011年8月15日
清水さん、駅東創庫にて
作品制作中の清水さんを、宇野港そばの駅東創庫にたずねました。忙しいなか、深夜2時まで話しこんでしまいました。朝鮮学校ダイアローグ、清水さんの携わっている玉野みなと芸術フェスタから、衣・食・住、身体、想像力と愛の話(!)まで。
さて、今回出品する作品は、過去に制作したネットと身体性をテーマにした作品に、新たな2作品を加えた3作品。作家にとって過去の作品を展示することには若干ためらいもあるかと思いますが、観賞者にとって作家の関心(の変遷や一貫性)が解るというのは有り難いことです。あらたに製作している二つの作品のテーマは、ナショナリズム、子ども等。
在日コリアンではなく、朝鮮学校と特別関わりなかった清水さんですが、作品の表現しているテーマがその時代にとって普遍的なものであれば、朝鮮学校といういわば特殊な空間に置かれたとしても、充分に意味を持つのでは。
さて、想像力の話の流れで、『たとえば、街中で踊っている人を見て「変な人がいる」と思ってしまうのか、「踊るのが好きなんだな」と思うか。後者の場合は「自分がおどっても許される」こと』と清水さん。
ちなみに、清水さんは「南北楽観主義–せとうち–」(9/3〜11)に出品する作品も同時に製作中。がんばって…。
www.sottoprodotto.com
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月11日
本田さん撮影
8日から9日にかけて本田さんが撮影に来られ、朝鮮学校の卒業生、地域住民の撮影をしました。それにしても炎天下、車に置いた冷たいお茶もインタビューから戻るとアツアツに。そんななか公民館だより(8/2ブログ)を見ている方が多く、チラシを見せて紹介をしようとすると「ああ、何かやるんだってね」と話が早い。これは本当に助かる。
藤田の住民へのインタビューはあまり段取りが出来ていなかったので少々不安でしたが、撮影の約束していた増田さんより先に、同じ語り部の方が「緊急召集がかかりましたー」と公民館に来てくれた。聞けば、増田さんが「一人でやるよりは賑やかなほうがええじゃろう」とみなさんを誘ったとのこと。これは有り難い。ローカルな伝達網には助かります。
語り部のみなさんには、ぜひ、るんみさんのデジタル・ストーリー・テリングに参加してもらいたいものです
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月8日
ジュンナンさん、ふたつの作品プラン
(8/7のつづき)掃除→公民館展示の後に立ち寄ったエックスカフェで、ジュンナンさんが話してくれた作品プランについてを書き留めておきます。
作品案は二つ。ひとつは、制服のチョゴリを用いた作品。制服としてのチョゴリがどう見られるか、その意味では全く手を加えずそのままの制服を見る人に委ねるという案も考えたとのこと。もうひとつは、屋上の柵をセットン柄(朝鮮の伝統色)にするというもの。ふたつの作品は、朝鮮学校の卒業生として学校を捉える二つの視線、外からの視線の問題、素朴に学校の楽しさやなつかしさを(外への視線として)表現したもの、と理解しました。
で、僕を含めダイアローグの面々の感想は、当然のことながらというか、「どっちも見てみたいなぁ」というもの。冨田くんも指摘するように、チョゴリ作品は鑑賞者の立場によって様々に解釈され、屋上作品は気持ちよさや楽しさとして広く受け止められそう。屋上案は、場所の問題などクリアしなければならない点もありますが、岡田さんの捉えた風景作品(→7/22ブログ)と比較してみたり、ジュンナンさんのいう様に校舎の2・3階に加え、縦の動線が出来れば楽しそう(→屋上使用の許可が出たので両方の作品が見れることになりました!!!…8/11付記)。
それにしても、プロジェクトが出来上がる現場に立ち会えるというのは、心躍る贅沢な経験です。
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月7日
掃除・公民館展示
その流れで、公民館の展示準備へ。ダイアローグの皆さん、ジュンナンさん、公民館の築谷さんのおかげで、なんとか展示にこぎつけました。。。
それにしても涼しい顔をしたジュンナンさんの行動力に脱帽。先日の「裏ダイアローグ」(→7/26ブログ)の翌日には哲成さんと会ったとか…。
裏ダイアローグの件は若干心配でしたが、ジュンナンさんは、そうした部分にこそ本当の姿があらわれるということを、去年のゴンチャ君の対談を引き合いに出しながら話してくれました。人付き合いの濃さとか純粋さといった感じですかね。
その後、カフェで作品の案を見せてもらいましたが、その話はまた後日。
朝鮮学校ダイアローグ
2011年8月2日
回覧板!
藤田の連合町内会長の遠藤さんに話を伺ってきました。遠藤さんは干拓百周年事業など多くの地域活動に取り組んでいます。当時、古くから藤田に住む方、朝鮮学校との交流のあった方など教えて頂きました。
藤田地区2800戸にチラシを回覧板としてまわして頂けることになりました(220枚分)。公民館報と同様、ローカルな媒体の効果を期待したいところです。
さて、凝り性な性格の遠藤さん、スーパーを経営されていた当時から人気の漬け物は、利尻昆布の買い付けにわざわざ北海道に行くそうです。毎年2トン(!)つくるという奈良漬けを頂いて帰りました。ごちそうさまです。
朝鮮学校ダイアローグ http://www.artdialogue.jpn.org