
「朝鮮学校ダイアローグ」は、旧岡山朝鮮初中級学校(岡山市藤田)の校舎を舞台に、在日コリアンの若者、県内外のアーティスト、研究者がダイアローグ=対話を通じて「もうひとつのジモトの記憶と風景」を見出すアートプロジェクトです。3回目となる今回(2012.11.3-11)は、在日コリアンや学校にまつわる記憶やイメージを素材とした表現を校内各所で行うことで、朝鮮学校という場をみせる試みです。 #1 2010.7.18-19 #2 2011.8.27−9.4 #3 2012.11.3-11
2011年7月29日
校長先生との打ち合わせ

2011年7月28日
ソン・ジュンナンさん、裏ダイアローグ

ソン・ジュンナンさん来岡。岡田、本田、清水さんとは去年のプレイベントで顔見知りでしたが、ジュンナンさんとは初対面。外見はおしゃれな今風の若者ですが、話してみると飄々として落ち着いた印象。
朝鮮学校の下見の後、藤田神社で宮司をされている今井さんと閑談。ダイアローグのチラシを手に「芸術は国境を越えますからね」と、大学時代音楽活動をされていた今井さん。先週のお祭りでは、境内の舞台でフラダンスや津軽三味線の演奏があったとか。これは見たかった。
夜は、去年のプレイベントで朝鮮学校について話してもらったゴンチャ君と合流。岡山のディープな夜を体験することに…。ゴンチャ君は朝鮮学校ダイアローグの影の主役なのでは?そういえば、昼の「表ダイアローグ」に、夜の「裏ダイアローグ」が生気をあたえるという構図は、去年の飲み会でもありましたねー。
2011年7月23日
2011年7月22日
岡田毅志さん来岡+共同通信社取材
2011年7月17日
本田孝義さん、清水直人さん下見

来岡された映像作家の本田孝義さん、清水直人さんと朝鮮学校の下見をしてきました。本田さんの作品は、朝鮮学校の卒業生、藤田の住民にインタビューした映像を、教室の二つの角から白い幕に投影するというもの。鑑賞者は教室の中央で二つの映像を視聴することになります。学校の内側、外側のみからは分からない二つの視点が、鑑賞者のなかで交錯することで「スタンディング・ポジション」(作品名)が明らかに。

ところで、このご時世に五人とも愛煙家ということで妙な安心感が…。ジョイフルにて何故か恋愛談義に発展。
岡田毅志さん来岡
先月、岡田毅志さんが日生の真部さんの部屋に来たときの様子。岡田さんの作品プランは、(1)教室の窓にかつての藤田の風景を描き、現実の風景と重ね合わせるというもの、(2)朝鮮学校や学校と地域との境界などのフロッタージュをもとに教室にあらたな壁をつくるというもの(→7/21の下見で窓の絵を制作することになりました)。岡田さんの考える「壁」と「コミニュケーション」の関係について話題に。この点は、アーティストトークなどの機会にあらためて伺ってみたいです。
前の晩のメニューは、、海の駅で仕入れた鱚(キス)、穴子、ハゼの天ぷら、石蟹のみそ汁でした!
2011年7月16日
藤田公民館にて
一昨日、藤田公民館で、以前にもお世話になった語り部クラブのみなさんに話をお聞きしました。戦後しばらく藤田では水道も電気も引かれておらず、河で汲んだ風呂の水を沸かすとメダカが浮いて来たそうです…。朝鮮学校、在日コリアンの記憶についても、ドブロクを買いに行ったときのエピソードなど、この世代からしか聞けない話も多いですね。
公民館のソファの置かれた場所で、交流についての写真展示、朝鮮学校ダイアローグの紹介を行います(8/8〜18)。公民館の方はとても協力的で、こちらの活動に関心をもって下さっています。地元の方に告知する絶好の機会なので展示のアイディアなどありましたらよろしくです!