2012年8月3日

ゴンチャくんとの夏休み

広島の大崎上島へ弾丸ツアー。
東京から島に移住し、島の盛り上げに一役も二役もかっている森ルイさんに会いに行ってきました。旅のきっかけは、ゴンチャ君に森さんの話をしたら「熱い人に会いたいっ!アポとってください!」という流れ。「人と人、内と外」のつなぎ役という点で、共鳴するところがあったのかも。

仕事終わりで岡山出発→竹原港で車中泊。
90年代のミスチルを聞くうち高校時代の想い出話。
朝鮮学校の話を聞く度、自分はのほほんと生きてきたなぁと感じる。「シバキ」の良し悪しは置いておくとして、濃い人間関係の基盤になっていることは確かだ。


日の出とともに、島へ。
瀬戸内独特のビロードのような海にうっとり。
その頃ゴンチャくんは …爆睡www
前の晩に盛り上がりすぎて、翌日ぐったりという「修学旅行あるある」の予感 ( ^^ ;)




*   *   *   *   *



森ルイさんの案内で、山道を登った先にある小さなトンネル(「隧道」の方がイメージに近い)へ案内してもらう。昭和4年につくられたこの隧道は、大きなトンネルの出来た現在ではその存在を知る人も少なくなっているようだ。


入り口には出資者の名前が刻まれている
 さて、島外からやって来た"よそもの"である森さんが、テレビなどでこの隧道を紹介したところ、「島人の大切な場所をけがすな!」とブログのコメント欄で批判があった。

島に縁のある人間としては、ひっそり楽しみたいという気分も、皆に面白さを伝えたいという思いも両方分かる。ただ、そこで尻込みせずに「島の将来を考えたら、このままでいいの?」と島民に言えることが、森さんの強さだろう。

"よそもの"が静かな場所に入って来るという構図は「朝鮮学校ダイアローグ」にも通じる。"観光地化"への反発は、"廃校アート"という批判と重なる。


ところで、僕自身も森さんが島に来たときは、「変わり者が来たな〜。いつまでがんばれるかな?」などと思っていた。
そんな森さんが島に来て3年目、夏祭りでは今まで女性が乗れなかった櫂天馬が出帆し、個人的にも自分のルーツや島の良さを再認識するきっかけになっている。

朝鮮学校ダイアローグも早3年目…(((;゚Д゚)))



おまけ

落石をかきわけながら…


瀬戸内の霊峰、神峰へ


神峰には小中型車で!











大串海水浴場