2012年11月10日

ホルモンスープ

今日のお昼は、哲成さんのオモニに
おにぎり、キムチ、ホルモンスープを振る舞ってもらいました!

手作りのキムチ、 ごま油の風味のおにぎり、美味しかったです     m( _ _ )m




ホルモンスープも絶品。


明日の身体表現の出番に備えて
スープをほおばるそなちゃん。


親指が「いいね!」に…



よほど気に入ったらしく
両手をパタパタさせて、
せがんでましたww
















2012年11月8日

「藤田と水島をつなぐ」旧⇄現岡山朝鮮初中級学校


展示されるのを待つ生徒作品

今年の朝鮮学校ダイアローグでは、前回からの懸案だった
「藤田の会場と水島の朝鮮学校をつなぐ」プランが実現しました。

最初の「つなぐ」は、小学生の作品(左写真)の藤田での展示。
個人的に気に入った躍動感のある作品は、意外にも、みな女子生徒の作ったものでした。

飛び出しトンム、水島を行く。


もう一つの「つなぐ」は、中3生徒(女子4人)とのワークショップ(WS)。

中3生は、日本の高校を受験するために必要な中卒認試験直前という大変な時期でしたが、美術の時間を割いていただいて、形にすることができました。

ソン・ジュンナンさんの「飛び出しトンム」を、それぞれ自由に水玉やメガネでアレンジしました。





「つなぐ」③
ソン・ジュンナンさんの「飛び出しトンム」を水島に設置してもらうという提案を、快く承諾していただきました。

こどもたちの反応は上々。
いつか、「あの大人たちは何しに来たのだろう?」と思い返してもらえば嬉しい。












2012年11月7日

受付にて

8月末〜9月開催だった去年と違って、日が傾くのが早く
4時30頃には、教室に長い影が伸び、作品も昼間とは別の表情を見せはじめます。

お客さんの少ない平日は、贅沢に作品と学校を味わうチャンスです!

 
 




「7つ集めると缶バッジプレゼント!」に、
子どもたちは必死です

先日は「5つ見つけた!」と真っすぐな目で何度か迫られて、ついついバッジを渡してしまいました……バッジの学校からの飛び出しに貢献してもらえれば ^^ ;)


ただ、どぶろくの香りと、今にも動き出しそうなキジは苦手なようです…









おとなは夕陽が好きです。


身体表現〜最終上演は10日(土)!


先日、具民和(構成・振付)、うちだかつこ、具民和、
そな、西瀧葉子(出演)による身体表現が上演されました。

ガラスの破片に導かれるように、
身体はゆっくり校舎を巡っていきます。
演者を追って鑑賞者が屋上にたどり着くころには、
「廃校」にあらたな息が吹き込まれるのを体感できました。

先日話した人は、アートが「システム化した社会のなかで、唯一、深呼吸のできる場所」だと言っていました。

“朝鮮学校の屋上”という、日本社会のなかで最も想像力の届かない場所で、深呼吸をしてみませんか?

次回、最後の身体表現は、
10日(土)14:00〜

* * *

さて、筆者の拙い表現力では
魅力を伝えるのに充分でないので、
友人に感想を寄せてもらいました。

3年間参加して自分自身気付いたことは、まちづくりや地域再生のアートイベントにありがちな過剰な祝祭性は、自分には全く肌に合わずした活性化がむしろ幼稚なカラ元気にしか見えない
 しかし民和さんのワークショップはそんな玩具のよな活気ではなくむしろ静かにしのびよる病や死を匂わせる不気味な生命感に充ちたものでした
薄汚れた壁剥げたタイル掃除しても消えない小便の臭い裏山の粗大ごみしたものに包まれた会場においてそれを綺麗にしたり隠蔽したりするのではなく肌をザラつかせるよな音で舞台の幕を開けるといのが民和さんの選択でした
 当日参加していた人であれば皆一連の舞台が死の匂いに充ちていたことそれが恐怖や不安ではなくむしろ優しさを伴っていたことは感じえたのではないかと思います
私は子供の頃に初めて親戚の葬式に連れて行かれたときに感じた奇妙な感じ決して楽しいわけじゃないけれど何故か静謐で温かいものに触れたよな感覚を思い出しました。」





2012年10月31日

夕暮れの学校








夕陽に映えた稲穂がきれいだったので、
田圃越しの学校を撮りました。





夕暮れの教室は、なんだか無条件に郷愁を誘います…




窓辺にたたずむミンファさんも
なんだが物憂げに見えたりします。が…










…それは夕陽のマジックだったりします。


屋上では電波を集めてました ww










2012年10月28日

飛び出し看板/朝鮮学校ver. 缶バッジ化!

ジュンナンさんに進めてもらっていた缶バッジの元絵が
届きました!

「飛び出し坊や」看板の朝鮮学校版ですが、
お土産に買ってもらって、いろんなところへ飛び出して
行って欲しいものです〜


白と黒の2色(ひとつ¥200)
点数が限られているので買い求めはお早めに!!









2012年10月22日

制作風景+神戸夜景




宇野港近くの駅東創庫に
作品を製作中の清水さんを訪ねる。
キジ作品の原型は思わず触れたくなる滑らかさ。


夕方、清水さんとともに
玉野を出て神戸のソンさん宅へ車を走らせ、10時過ぎに到着。

運営側は、準備に追われて気持ちの余裕を失ってしまいがち。
だけど、作品プランについてあれこれアイディアを出し合うことが、
いちばん重要で楽しい時間なのだとあらためて思う




朝鮮学校版「飛び出し坊や」作品。
学校の中、外に飛び出して欲しい。
缶バッチ案も進行中。
帰り際の朝3時、
ジュンナンさん宅の裏の公園からみえる長田の夜景。

最初は街の灯りに感嘆していましたが、
そこは、かつて震災で壊滅した地区。

小学生時代のジュンナンさんは、
灰色の風景が “シムシティみたいに”
再建される様子を眺めていたそうです。

海の見える日中にまた来てみたい


追記

ミンファさんのブログのリンクをはらせてもらいました。
http://minhwable.blog.fc2.com





2012年10月8日

8月〜9月分を蔵出し

ここのところ準備でバタバタして
ブログを書く余裕がなくなってました。。

それでもようやく形が見えてきたので、8月〜9月分をまとめて蔵出し


お盆に帰省していた哲成さんと久しぶりの再会
笑顔でがっちり握手の挨拶がなつかしい〜
朝鮮学校ダイアローグの立ち上げに尽力して下さった哲成さん。相変わらず前向きで励みになりますですね。


■具民和さんの身体表現ワークショップ

からだをほぐし、恥じらいが徐々に消えると、
常に身体が気配を察知していること、
閉じていた身体が空間に開いてゆくのを感じる。

この感覚がどこか懐かしいのは、一緒に参加した松田さんの言うように「小さい頃に兄弟とふざけ合ってる感じ」に似ているからかも。




 ■学校の掃除(9/2)

韓国留学から帰国した初参加の女性にも手伝ってもらいました。

汗だくになった後、チッスさんおすすめの穴場の店へ。出汁の効いたカレーうどんは絶品。また食べたい。。







2012年8月3日

ゴンチャくんとの夏休み

広島の大崎上島へ弾丸ツアー。
東京から島に移住し、島の盛り上げに一役も二役もかっている森ルイさんに会いに行ってきました。旅のきっかけは、ゴンチャ君に森さんの話をしたら「熱い人に会いたいっ!アポとってください!」という流れ。「人と人、内と外」のつなぎ役という点で、共鳴するところがあったのかも。

仕事終わりで岡山出発→竹原港で車中泊。
90年代のミスチルを聞くうち高校時代の想い出話。
朝鮮学校の話を聞く度、自分はのほほんと生きてきたなぁと感じる。「シバキ」の良し悪しは置いておくとして、濃い人間関係の基盤になっていることは確かだ。


日の出とともに、島へ。
瀬戸内独特のビロードのような海にうっとり。
その頃ゴンチャくんは …爆睡www
前の晩に盛り上がりすぎて、翌日ぐったりという「修学旅行あるある」の予感 ( ^^ ;)




*   *   *   *   *



森ルイさんの案内で、山道を登った先にある小さなトンネル(「隧道」の方がイメージに近い)へ案内してもらう。昭和4年につくられたこの隧道は、大きなトンネルの出来た現在ではその存在を知る人も少なくなっているようだ。


入り口には出資者の名前が刻まれている
 さて、島外からやって来た"よそもの"である森さんが、テレビなどでこの隧道を紹介したところ、「島人の大切な場所をけがすな!」とブログのコメント欄で批判があった。

島に縁のある人間としては、ひっそり楽しみたいという気分も、皆に面白さを伝えたいという思いも両方分かる。ただ、そこで尻込みせずに「島の将来を考えたら、このままでいいの?」と島民に言えることが、森さんの強さだろう。

"よそもの"が静かな場所に入って来るという構図は「朝鮮学校ダイアローグ」にも通じる。"観光地化"への反発は、"廃校アート"という批判と重なる。


ところで、僕自身も森さんが島に来たときは、「変わり者が来たな〜。いつまでがんばれるかな?」などと思っていた。
そんな森さんが島に来て3年目、夏祭りでは今まで女性が乗れなかった櫂天馬が出帆し、個人的にも自分のルーツや島の良さを再認識するきっかけになっている。

朝鮮学校ダイアローグも早3年目…(((;゚Д゚)))



おまけ

落石をかきわけながら…


瀬戸内の霊峰、神峰へ


神峰には小中型車で!











大串海水浴場











2012年7月30日

何を見たいのか?

参加作家の清水さん、去年から参加している松田さん
と話すなかで、いくつかのアイデアが生まれた。
ここではまだ書けませんが…。

顔を突き合わせて意見を交わすなかで、
互いのツボが刺激され、
自分一人では形にならなかったものが形になる。

これが、企画をすすめるうえでの一番の醍醐味で、
必要な事だと思う。

                        

清水さんにれて、確かにそのとおりだなと思ったのは、
『去年より小規模だからこそ、
 かえって「何を見せたいのか?」をハッキリ
 させる必要がある』ということ。

運営する側にまわることで、いつの間にか「やれる範囲で」
から発想してしまってなかったか?

自分が、はじめて朝鮮学校の門をくぐる来場者だとしたら、去年に続けて足を運ぶ来場者だとしたら、そこに何を期待するのか、何を見て感じたいと思うか?
いま、あらためて考えておきたい。